半年ほど前の強風の際に漆喰が剥がれてしまったとのことでお寺のご住職様からご依頼いただきました。

強風の際とのことでしたので今回は火災保険の申請を行い施工いたしました。

現状の状態は

 

本堂は、築200年以上とのことで今では珍しい土壁漆喰です。

左官職人さんでもこの手の漆喰を施工できる職人さんも今では少ないです。

今回は、京都で修行経験のある職人さんを都内から呼んで施工しました。

漆喰をすべて剥がして、竹小舞を補修して土壁を施工しています。

土壁部分を施工した後に1週間ほど乾燥させます。

大きく腐食している部分もありました。

建て増し部分の絡みで雨樋がないことから雨水が直接かかることで

漆喰が傷んでいるため、追加で雨樋を5mほど設置しました。

そして乾燥後に漆喰を施工して完了です。

乾燥期間を2週間ほどの作業でした。

築200年以上の価値ある建物ですので緊張感ある施工でした。

今回は、火災保険を申請し認められた工事でしたのでお客様のご負担はなく施工できました。

臨時費用見舞金があるため、追加で雨樋設置や割れたガラスの交換やほかの部位の漆喰の補修も

行い保険金額の範囲内で納めることができました。

 

 

外壁塗装や雨漏りの際は自然災害調査も同時に行うのがお勧め!

なぜ?外壁塗装時に自然災害調査がお勧めなのか?

外壁塗装をお考えの場合は概ね築10年以上は経過している場合がほとんどです。

10年以上経過した家の何割かは、火災保険申請対象となる被災がある場合がございます。

被災箇所があった場合は火災保険を申請し、認定された場合は被災箇所の修理を行います。

また外装部分の場合は、多くの場合は足場代が認められますので、塗装時に足場費用の負担がなくなります。

他にも臨時費用見舞金など様々な方法がありますので一度ご相談いただければお答えいたします。

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以外と知られていませんが、保険修理箇所と同時に外壁塗装などをすることで大幅な費用負担を軽減することが可能です。

※最近、火災保険で給付金がおりる などといった広告を見かけますが・・

基本的に調査しか行っていない会社は、HPは立派でも実際には知識がない担当者、県外の会社、成功報酬を謳い手数料の高い会社(概ね30%~70%を請求)が多くお勧めしません。

火災保険の申請をするだけで、成功報酬制を謳って認定された金額の40%って高すぎませんか?

そんなに手数料で搾取されたら肝心な実際に災害を受けた部分に関しては、工事ができません。

また非常に高額な保険金(300万とか・・)が受け取れるようなことが記載されていますが、確かにそういった場合もありますが、そのような場合は大きな損害が発生している場合が多いです。

 

注意したいことは、

※申請箇所の工事を行わなかった場合には当該箇所は、今後自然災害にあっても認められない 

ということ。

 

当社では、認定されたお客様の90%以上の方が工事を行っています。工事費用のほかに臨時費用見舞金などがありますで、追加工事がない限り保険金額の何割かは余剰金として残ることがほとんどです。

 

火災保険申請に関する当社が確認した悪徳会社の詐欺行為

 

・飛び込み訪問で保険がおり工事を行ったが、ずさんな工事だった。(他ページで紹介)

・当社が見積確認した時は、壊れていなかった屋根が割られていた。(屋根に上ってわざと壊す)

等のトラブルを確認しています。

 

火災保険を活用する場合は、なるべく地元の会社に業者さんといいたいのですが、意外と保険知識がない会社が多いです。

 

当社は埼玉になりますが、県外にも低コストリフォーム研究会の支部がありますのでご相談にいただければご紹介も可能です。

 

ご相談いただければアドバイスも可能ですので遠慮なくご相談ください。