以前にご依頼いただいた不動産オーナー様からのご依頼です。
外壁塗装、ベランダ防水、雨漏り修理、雨樋交換、天井解体、クロス貼り替え、サンルーム屋根修理、など複数個所の修繕工事です。
火災保険申請も工事前に申請し認定されました。火災保険分を工事予算に加えて今回大規模修繕となりました。
今回は塀の部分の塗装もご依頼いただきました。
塀の部分は、元々ブロック塀に対して吹付塗装されており複数個所にて膨れが発生しています。
膨れた部分は、全てケレン作業を行ってから高圧洗浄→下塗り→中塗り→上塗りを行います。
建物も同様に行っていきます。
外壁の下塗り
外壁の中塗り
外壁の上塗り
雨戸塗装(1回目)
雨戸(2回目)
軒天(1回目)
軒天(2回目)
原則付帯部はアルミ部分以外はすべて塗装を行います。
外壁塗装、雨樋交換が終了し外装の最終工程は、ベランダ防水工事を行います。
お客様からベランダの排水管から雨漏りが発生しているとのことで、ベランダからの配管のある室内の廊下天井解体を行います。雨漏り箇所確認のため今回は大工さんと防水職人が同日に入り雨漏り箇所を確認します。
廊下天井を解体します。
ベランダからの配管を交換可能な状態まで解体します。
配管を撤去し新しく交換します。
2階からの雨漏り箇所を確認します。
以前から漏れがあったようでコーキングの処理の痕跡もあります。
ベランダ部分は既存の防水シートをすべて撤去しました。
シート防水撤去後にベランダ部分の雨漏り箇所を確認しシーリング処理を行います。
シーリング処理と通気官署シートを施工していきます。
通気緩衝シートを施工した後、ウレタン防水を行います。(2層)
ウレタン防水(2層)施工後にトップコート(保護膜)を施工します。
内装も下地を組んで仕上げを行います。
大工さんの後はクロス職人さんが入り仕上げを行います。
洗面所のクロス、CFの貼り替えも行いました。
今回は不動産オーナー様の所有物件のご依頼で複数個所の工事となりました。火災保険申請が認められて自己負担は大幅に減額することができました。火災保険は工事費以外にも臨時費用見舞金なども認められることが多いため想定よりも自己負担を減額することが可能です。
外壁塗装や雨漏りの際は自然災害調査も同時に行うのがお勧め!
なぜ?外壁塗装時に自然災害調査がお勧めなのか?
外壁塗装をお考えの場合は概ね築10年以上は経過している場合がほとんどです。
10年以上経過した家の何割かは、火災保険申請対象となる被災がある場合がございます。
被災箇所があった場合は火災保険を申請し、認定された場合は被災箇所の修理を行います。
また外装部分の場合は、多くの場合は足場代が認められますので、塗装時に足場費用の負担がなくなります。
他にも臨時費用見舞金など様々な方法がありますので一度ご相談いただければお答えいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以外と知られていませんが、保険修理箇所と同時に外壁塗装などをすることで大幅な費用負担を軽減することが可能です。
※最近、火災保険で給付金がおりる などといった広告を見かけますが・・
基本的に調査しか行っていない会社は、HPは立派でも実際には知識がない担当者、県外の会社、成功報酬を謳い手数料の高い会社(概ね30%~70%を請求)が多くお勧めしません。
火災保険の申請をするだけで、成功報酬制を謳って認定された金額の40%って高すぎませんか?
そんなに手数料で搾取されたら肝心な実際に災害を受けた部分に関しては、工事ができません。
また非常に高額な保険金(300万とか・・)が受け取れるようなことが記載されていますが、確かにそういった場合もありますが、そのような場合は大きな損害が発生している場合が多いです。
注意したいことは、
※申請箇所の工事を行わなかった場合には当該箇所は、今後自然災害にあっても認められない
ということ。
当社では、認定されたお客様の90%以上の方が工事を行っています。工事費用のほかに臨時費用見舞金などがありますで、追加工事がない限り保険金額の何割かは余剰金として残ることがほとんどです。
火災保険申請に関する当社が確認した悪徳会社の詐欺行為
・飛び込み訪問で保険がおり工事を行ったが、ずさんな工事だった。(他ページで紹介)
・当社が見積確認した時は、壊れていなかった屋根が割られていた。(屋根に上ってわざと壊す)
等のトラブルを確認しています。
火災保険を活用する場合は、なるべく地元の会社に業者さんといいたいのですが、意外と保険知識がない会社が多いです。
当社は埼玉になりますが、県外にも低コストリフォーム研究会の支部がありますのでご相談にいただければご紹介も可能です。
ご相談いただければアドバイスも可能ですので遠慮なくご相談ください。