屋根瓦(スレート)の火災保険申請と外壁塗装工事を同時に行いました。

 

 

2月頃の強風で屋根の瓦が飛んだとのことで訪問いたしました。

お客様も以前に雷の被災で火災保険申請経験があり、火災保険の知識がおありでした。

今回も鑑定人調査はなくスムーズに認められ工事開始となりました。

認定額も報告書通りに認められ同時に外壁塗装の工事のご依頼もいただきました。

火災保険修理で足場をかけるような工事の場合は同時に塗装工事も行うと費用負担も大幅に抑えることができます。

塗装工事の流れ

1日目 足場設置作業を行います。

2日目 高圧洗浄を行います。

※しっかりと洗浄を行わないと塗装にも影響が出るので、洗浄は大切な作業です。

3日目 コーキング撤去(既存のコーキングをきれいに取り除きます。)

4~5日目 養生作業、コーキング打ち込み、開口部増し打ち

サイディングの壁の場合は多くの場合コーキングが打たれています。このコーキングは年月が経過することで

下記画像のようにひび割れしてしまいます。こういったひび割れがすぐに雨漏りすることはないですが、長期間放置してしまうと雨漏りの原因になってしまいます。

コーキング撤去後にプライマーを塗りコーキングとの密着性を高めます。

 

戸建て住宅の場合のコーキングはサイディング同士で2面接着させることで、シーリングが伸縮し高寿命となります。壁側とも接着させる3面接着はコーキングが切れやすくなってしまいます。(コンクリートやビルは除く)

6~7日目 コーキング完了後 塗装作業に入ります。

壁の下塗り、屋根の下塗り、タスペーサーの設置

下塗り完了後、スレート屋根にタスペーサーを設置します。

タスペーサーの役割は、屋根を塗装した際にスレートとスレートの隙間が塞がってしまうのを防止するためのものです。この隙間が塞がってしまうと毛細管現象と言って雨水の逃げ道がなくなってしまい長期間を経て雨漏りの原因を作るってしまう場合があります。それを防ぐためにタスペーサーを設置しています。

8日目 休養日

9~10日目 中塗り

10~11日目 上塗り

12日目 付帯部塗装(雨樋、破風、鼻隠し、ベランダ防水、鉄部、等)

付帯部は2回塗りを行います。

13日目 仕上げ作業と最終確認作業

塗装の最終確認を行います。ムラや汚れなどの確認を行います。

14日目 足場解体

今回は火災保険申請を行ったスレート屋根の交換も行いました。

外壁塗装の際は自然調査も同時に行うのがお勧め!

なぜ?外壁塗装時に自然災害調査がお勧めなのか?

外壁塗装をお考えの場合は概ね築10年以上は経過している場合がほとんどです。

10年以上経過した家の何割かは、火災保険申請対象となる被災がある場合がございます。

被災箇所があった場合は火災保険を申請し、認定された場合は被災箇所の修理を行います。

また外装部分の場合は、多くの場合は足場代が認められますので、塗装時に足場費用の負担がなくなります。

他にも臨時費用見舞金など様々な方法がありますので一度ご相談いただければお答えいたします。

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以外と知られていませんが、保険修理箇所と同時に外壁塗装などをすることで大幅な費用負担を軽減することが可能です。

※最近、火災保険で給付金がおりる などといった広告を見かけますが・・

基本的に調査しか行っていない会社は、HPは立派でも実際には知識がない担当者、県外の会社、成功報酬を謳い手数料の高い会社(概ね30%~70%を請求)が多くお勧めしません。

火災保険の申請をするだけで、成功報酬制を謳って認定された金額の40%って高すぎませんか?

そんなに手数料で搾取されたら肝心な実際に災害を受けた部分に関しては、工事ができません。

また非常に高額な保険金(300万とか・・)が受け取れるようなことが記載されていますが、確かにそういった場合もありますが、そのような場合は大きな損害が発生している場合が多いです。

 

注意したいことは、

※申請箇所の工事を行わなかった場合には当該箇所は、今後自然災害にあっても認められない 

ということ。

 

当社では、認定されたお客様の90%以上の方が工事を行っています。工事費用のほかに臨時費用見舞金などがありますで、追加工事がない限り保険金額の何割かは余剰金として残ることがほとんどです。

 

火災保険申請に関する当社が確認した悪徳会社の詐欺行為

 

・飛び込み訪問で保険がおり工事を行ったが、ずさんな工事だった。(他ページで紹介)

・当社が見積確認した時は、壊れていなかった屋根が割られていた。(屋根に上ってわざと壊す)

等のトラブルを確認しています。

 

火災保険を活用する場合は、なるべく地元の会社に業者さんといいたいのですが、意外と保険知識がない会社が多いです。

 

当社は埼玉になりますが、県外にも低コストリフォーム研究会の支部がありますのでご相談にいただければご紹介も可能です。

 

ご相談いただければアドバイスも可能ですので遠慮なくご相談ください。