雨漏り修理事例 破風板、トタン屋根

軒天と破風板の交換

1枚目の画像は軒天が風害を受けて損傷している写真です。

軒天の上部の破風は雨樋が歪みめくれ上がってしまっています。

下部の画像は破風板と雨樋の部分です。

大きく歪みが発生しており雨樋は大雪の損傷を受けています。

破風板の歪みが激しいため破風を取り外すと下部の画像になるのですが、

破風の板がない状態(板金のみ残った状態)で破風板部分はシロアリ

等の被害にあっていました。

他にシロアリ被害がある状態ではないので、風害で隙間からシロアリが入ってしまい雨が侵入して

乾燥したことでシロアリがいなくなったものと思われます。

他に損傷箇所がないか確認します。

室内を確認すると破風板部分からの雨の侵入による廊下部分の天井に雨のシミがあります。

 

屋根も確認してみると

トタン屋根の一部に錆発生しています。

こういった部分も雨のシミの原因として考えられます。

(トタン屋根のシミは自然災害ではなく劣化です)

どこを工事してどこを工事しないのか?

工事を行うにあたっては、

今後、家をどうしていきたいのか?

によっても提案内容は変わりますのでお客様のお話を

入念にお聞きしてご提案いたしております。

 

今回は室内への雨漏りもあることから

・室内天井ボード張り替え、クロス張替

・破風板、軒天交換

・雨樋交換

・トタン屋根にガルバニウム上貼り(部分交換)

↑軒天を剥がして破風板を撤去した後、下地を調整して軒天を張り替えます。

↓軒天と破風板交換工事完了です。

破風板、軒天交換後に雨樋交換しました。

  ↓室内の天井も張り替えます。

トタン屋根は一部張り替えで対応し塗装を行い終了です。

雨の侵入はトタン屋根部分と破風板損傷部分の2か所から痕跡がありました。

 

※※※※※雨樋を無料で交換します※※※※※

といった訪問販売にはご注意ください。

当社に相談依頼があった件では

 

火災保険修理を訪問販売で行っている業者依頼したところ、認定金額を全額徴収した上に

実際の工事は

・足場を付けない工事

・軒樋の交換はしたが、取付金具はそのまま

・雨漏り修理で申請したが肝心な部分の工事は行っていない素人同然の工事

等を行っている業者が存在します。

主に私たちが相談を受けた業者は

一般社団法人名を名乗った複数の訪問販売会社です。多くは都内の会社が多いですのでご注意ください。

また火災保険の申請代行などといった業者も見受けられますが、こういった業者の多くは申請に対して

認定された金額の50%以上やまたそれに近い金額を請求したりしますのでご注意ください。

火災保険で認定された金額の使い道は自由ですが、損傷箇所を修繕しない場合は、今後被災した場合に

火災保険が認められない可能性が高いですので十分にご注意ください。

もし、火災保険や自然災害で不安なことがありましたら遠慮なくご相談ください。

埼玉県内であれば対応可能です。また県外の方もご相談に応じることは可能です。

 

 

※雨樋の金具です。樋交換は金具交換も当たり前ですが、悪徳業者はこういったことすら行いません。