当社のポスティングチラシでご連絡いただきました。
何か屋根に乗っているのだけど何だろう?
最初はそんな感じでのご相談でした。
お伺いして確認すると・・・
コロニアルが強風で飛んでました。
雪止めに引っかかってました。
当然火災保険の対象でしたので現状回復工事費用を見積もりと
ついでに隣町で蓮田市で屋根の葺き替えを行っていた職人を呼んで
ベランダから屋根に上って応急修理を行います。
こんな感じで棟板金部分から飛んでますので・・・
コーキングを使用して固定して・・
雨が侵入しないように補修を行いました。
県民共済の場合
県民共済は民間の火災保険とは違い被災に対する保証はお見舞金となるため
認められる金額が被災金額によって20万、40万、60万等となります。
今回の申請に対して認められた金額は20万でした。
民間の保険会社であればキッチリ修理することができるのですが、20万ですと非常に中途半端です。
屋根ですから当然足場はかけなければいけません。足場代+棟板金+換気棟+ヌキ板+コロニアル交換となると
予算的に厳しいということで・・・
今回は・・・・・
工事なしにしましょう!と提案しました。
なぜかというと・・
もうすでに訪問時に修復工事を行っていたのでそのような提案としました。
本来であれば足場設置+棟板金交換+換気棟交換(結構高い)+コロニアル交換
としたいところですが、足場設置して棟板金を交換すると・・・
屋根塗装もしたい・・・とか
何なら外壁塗装もしないと・・・
となってしまいます。
だったら・・・・・
外壁塗装のタイミングできれいに修理しましょう!
今回の保険申請部分は、綺麗に補修しましたので、
すぐに剥がれたり、雨が漏ったりすることはありません。
中途半端に工事するよりも
今回は補修で終わらせて外壁塗装のタイミングで修理しましょうとご提案させていただきました。
今回の費用は・・
保険適用金額 県民共済で20万円
破損部分・・補修工事
費用・・自然災害調査、職人出張費、職人応急処置作業費用、副資材・・4万円です。
残った費用は、数年先の外壁塗装時にその分で修理となりました。
共済ではなく民間の火災保険契約であれば自己負担0で満足いく工事が可能であったと思います。
共済と民間の火災保険では思っているほど掛け金に差はなくサポート範囲は民間の火災保険の
方が手厚いカバーであるといえます。