例年のことですが、梅雨時期の雨が多くなると雨漏り修理の相談が多くなります。

その中にはベランダからの雨漏りも少なくなく放置しておくと室内に入り込んだ雨があちらこちらに

侵入して天井が落ちたり、カビが生えたりと放置すればするほど、ひどい状態になってしまいます。

外壁塗装時にベランダの状態も確認して、適切な処理をすることをお勧めします。

 

ベランダ防水工事の流れ

今回はシート防水が施工されたベランダの雨漏りによるベランダ防水工事の施工です。

シート防水は、塩ビシート等によって専用の接着剤などで施工が行われており

耐用年数は概ね12～15年程度です。

今回は室内への雨漏り

が発生しており天井や、天井クロスが大きく傷んでしまっています。

まずは

ベランダ表面に設置されたタイルの撤去から始めます。

タイルの撤去して地上まで下ろします。

タイルを撤去したら清掃して下地の調整を行います。

清掃後、雨漏り箇所の確認を行いました。

数か所に損傷個所があり雨漏りの痕跡がありました。

ベランダ防水工事の開始です。

今回の施工は既存防水層は生かしたままで通気緩衝工法を行います。

雨漏りが発生してしまったベランダではこの通気緩衝工法が一般的です。

通気緩衝シートの設置を行います。

通気緩衝シートと脱気筒を施工することで施工後の蒸気などからによる浮きの原因を防止します。

立上りや端部等の各部にシーリング作業を行った後にウレタンを流し込みます。

ウレタンは2日間かけて2層で施工します。

通気緩衝工法では脱気筒も設置します。

ウレタン2層のあとトップコートを施工して完了です。

トップコートには滑り止めのためざらざらした砂状の粒を混ぜて施工します。

ベランダ防水完了後に散水調査を行い他の箇所からの雨漏れがないか確認したうえで室内内装工事

を施工します。

 

 

 

 

外壁塗装や雨漏りの際は自然災害調査も同時に行うのがお勧め！

なぜ？外壁塗装時に自然災害調査がお勧めなのか？

外壁塗装をお考えの場合は概ね築10年以上は経過している場合がほとんどです。

10年以上経過した家の何割かは、火災保険申請対象となる被災がある場合がございます。

被災箇所があった場合は火災保険を申請し、認定された場合は被災箇所の修理を行います。

また外装部分の場合は、多くの場合は足場代が認められますので、塗装時に足場費用の負担がなくなります。

他にも臨時費用見舞金など様々な方法がありますので一度ご相談いただければお答えいたします。

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以外と知られていませんが、保険修理箇所と同時に外壁塗装などをすることで大幅な費用負担を軽減することが可能です。

※最近、火災保険で給付金がおりる　などといった広告を見かけますが・・

基本的に調査しか行っていない会社は、HPは立派でも実際には知識がない担当者、県外の会社、成功報酬を謳い手数料の高い会社（概ね３０％～７０％を請求）が多くお勧めしません。

火災保険の申請をするだけで、成功報酬制を謳って認定された金額の４０％って高すぎませんか？

そんなに手数料で搾取されたら肝心な実際に災害を受けた部分に関しては、工事ができません。

また非常に高額な保険金（300万とか・・）が受け取れるようなことが記載されていますが、確かにそういった場合もありますが、そのような場合は大きな損害が発生している場合が多いです。

 

注意したいことは、

※申請箇所の工事を行わなかった場合には当該箇所は、今後自然災害にあっても認められない　

ということ。

 

当社では、認定されたお客様の９０％以上の方が工事を行っています。工事費用のほかに臨時費用見舞金などがありますで、追加工事がない限り保険金額の何割かは余剰金として残ることがほとんどです。

 

火災保険申請に関する当社が確認した悪徳会社の詐欺行為

 

・飛び込み訪問で保険がおり工事を行ったが、ずさんな工事だった。（他ページで紹介）

・当社が見積確認した時は、壊れていなかった屋根が割られていた。（屋根に上ってわざと壊す）

等のトラブルを確認しています。

 

火災保険を活用する場合は、なるべく地元の会社に業者さんといいたいのですが、意外と保険知識がない会社が多いです。

 

当社は埼玉になりますが、県外にも低コストリフォーム研究会の支部がありますのでご相談にいただければご紹介も可能です。

 

ご相談いただければアドバイスも可能ですので遠慮なくご相談ください。